デアデビルが最高に自分の好みのストーリーだった感想・ネタバレ
この記事はネタバレありの感想が話したいだけです。
スパイダーマンNWHにデアデビルという別の作品のキャラが出ていた
さて、Marvelより映画の新作スパイダーマン・ノーウェイホームが公開されしばらく経ちました。
その中で初めて見る顔の弁護士が窓の外から飛んできたレンガを受け止めるシーンがあります。
ピーター・パーカーがその弁護士に「あなたは何者か?」と尋ねるのですが誤魔化されます。
あまり記憶にない人は顔見てなんとなく思い出してください。
こんな顔の男です。
レンガを受け止めた男の正体
この男性の名はマシュー・マードック(以下省略:マット)
マットはスパイダーマンの映画の中でも見て取れるように盲目のため白杖を持って、サングラスを掛けています。
ですが、昼は弁護士、夜はデアデビルという名でマスクを被りニューヨークのヘルズ・キッチンという街で人助けをしています。
デアデビルのドラマ1話の冒頭で9歳のときに交通事故で化学廃棄物を浴びて失明し、全盲になることがわかるシーンがあります。
そして、視力と引き換えに視覚以外の五感が通常では考えられないほど発達し超人的な聴力や嗅覚を得ることになります。
・今どんな位置に立っているのか
・周りの空間、室内や街の声はどうなっているのか
・心拍数や呼吸を聴き嘘や心理状態を見抜く
この力を使い、夜は街に出て犯罪者を倒して周っています。
以上のようなことができるし戦闘でも強い。超人的なスーパーマンのように捉えて作品を見る人も少なくないと思う。
ですが、私が作品を通して感じたマットへの印象は「超人的な力を持っているわけではなくただの人間。しかし、人間として恐怖へ立ち向かう執念と自分の限界を超えることに関しては人間離れした才能を持っている。」ということです。
どれだけ傷ついても、立ち上がり戦う姿が上記のことを表していると考えています。
マットは無敵ではありません。
※ネタバレがだめな人はブラウザバックをお願いします※
ネタバレがだめな人でNetflixに加入してる人はすぐにデアデビルを見ることをオススメします。
その際はシーズン3の前に「ザ・デフェンダーズ」を見ることをおすすめします。
話の流れ的に
- デアデビル シーズン1
- デアデビル シーズン2
- ザ・デフェンダーズ
- デアデビル シーズン3
となるからです。
まあ、ザ・デフェンダーズを見ることで他の沼にもハマりますが…
その場合は
- デアデビル シーズン1
- ジェシカ・ジョーンズ シーズン1
- デアデビル シーズン2
- ルーク・ケイジ シーズン1
- アイアンフィスト シーズン1
- ザ・ディフェンダーズ
- パニッシャー シーズン1
- ジェシカ・ジョーンズ シーズン2
- ルーク・ケイジ シーズン2
- アイアンフィスト シーズン2
- デアデビル シーズン3
- パニッシャー シーズン2
- ジェシカ・ジョーンズ シーズン3
で時系列が並んでるらしいので一応紹介しておきます。
らしいというのは、まだ私はデアデビルとザ・ディフェンダーズを観てジェシカ・ジョーンズを観ている途中だからです。
さて、それではネタバレに行きます。
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ネタバレ防止に少し余裕をもたせます。
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シーズン1(全13話) ネタバレ
昼は弁護士で夜は鼻から上を覆い隠す黒い覆面と上下黒の服装で身を隠し、法律で裁けない“悪”を成敗するマット。
大学時代からの親友であるフランクリン・フォギー・ネルソン(以下省略:フォギー)と共に弁護士事務所「ネルソン&マードック法律事務所」を起業し最初の仕事としてカレン・ペイジ(以下省略:カレン)が依頼人で弁護をすることになる。
カレンは依頼内容である会社の汚職を機に仕事を失いネルソン&マードック法律事務所で働くことになる。
カレンの事件から巨大な悪であるウィルソン・フィスク(以下省略:フィスク)にたどり着くがヤクザのノブと対決し、そこで大きなキズを負うことになりスーツが必要だと感じる。
敵であるフィスクの丈夫なスーツを作っていたメルヴィン・ポッター(以下省略:メルヴィン)に接触しメルヴィンの彼女を守ることを条件にスーツを作ってもらう。これがデアデビルの専用スーツになる。
最終話、スーツを着てフィスクを倒し警察に渡す。
マスコミにより「ヘルズキッチンの悪魔」と呼ばれていたが「デアデビル」と命名されて終わる。
シーズン通してフォギーが本当にいい人だと言うことがわかる。が、まだまだフォギーも成長していくのでフォギーの気持ちの変化や何を考えているのかを注目してみてみると面白いと思う。
また、フォギーは終盤デアデビルであることを知るが、カレンはマットがデアデビルだと言うことは知らないため顔に傷が増えたりしていることは誤魔化している。
シーズン2(全13話) ネタバレ
フランク・キャッスルという男性が新たな敵に。
だが、フランク・キャッスルもパニッシャーと呼ばれる夜にはびこる闇を殺して周っている。元兵士と類稀な戦闘の才能を持ち相当強い。
悪を「殺す」フランク・キャッスルと「捕まえる」マットの悪への意見の違いにより衝突。フランク・キャッスルが捕まり、マットが弁護を請け負うことに。
だが、時を同じくしてマットの元カノであるエレクトラ・ナチオス(以下省略:エレクトラ)が現れ、マットと「闇の手」と呼ばれる闇組織を倒すことを強要される。
いくつも同時進行で事が進むことでマットはデアデビルとしての時間を優先することになる。それを指摘したフォギーと険悪な仲になって「ネルソン&マードック法律事務所」が実質閉業になる。
マットはデアデビルとして生きていくことを決心するが闇の手との戦いで寄りを戻していた?エレクトラを的であるノブに殺される。
すべてを失いマットはカレンに自分がデアデビルであることを打ち明ける。
フランク・キャッスルが弁護人を裏切り自らの判断で刑務所に入ることになるが、それはその才能を買ったフィスクによる手が伸びた事が原因である。フィスクはフランク・キャッスルを利用し自らが刑務所の中でも自由にそして刑務所の外に出ることへの計画を進める。
シーズン3 13話(ラスト)ネタバレ含む感想
シーズン3はザ・ディフェンダーズの続きの話になります。
ザ・ディフェンダーズでは闇の手とエレクトラとの戦いが行われています。
そのため、シーズン3の序盤でマットが「エレクトラがいた。」というのですが幻覚ではなく本当のことです。
私はザ・ディフェンダーズを見る前にシーズン3に手を出したので幻覚を観ているのかと思いました。でも、めちゃくちゃ大怪我していることやビルが崩壊した話等がマットだけでなくフォギーの口からも出てくるのでシーズン2とシーズン3の間に何かが有ることが明確になっていくと思います。
フォギーとマットの二人の心情をしっかり把握したいと作品を見ている人は順番で見ることがおすすめですね。
そして、シーズン3ではフィスクとの再戦になります。
フィスクは裏社会を牛耳っていたためFBIはフィスクに協力を求めます。
フィスクは協力と見せかけて自分の思い通りになるようにFBIから弁護士など何から何まで買収し脅し共感します。その中でもまた類稀な才能を持つFBI捜査官であるベンジャミン・ポインデクスター(以下省略:デックス)に目をつけ利用します。
デックスはとても強く正確な射撃や投擲技能を持っています。肉体戦でもデアデビルとほぼ互角であろう実力を見せます。そして、フィスクの計画により偽デアデビルの中身として暗躍します。
マットはデアデビルであることをフィスクに知られ身の回りの人が次々と狙われ犠牲になっていきます。
フィスクは自分が無実でありデアデビルが本当の悪であると世間に公表し自由の身に近づきヴァネッサと結婚式を上げる。
デックスは利用される際フィスクを信用していたがフィスクに裏切られていることをマットに教えてもらい結婚式をぶち壊しに行く。
結婚式をぶち壊しに行くデックスに合わせマットもフィスクを殺しに向かう。
最後はマットvsデックスvsフィスクの三つ巴になる。
デックスはヴァネッサを殺そうとするのを止めながらマットはフィスクを牽制する。
フィスクはデックスを壁に叩きつけて背骨を粉砕し気絶させる。
フィスクはヴァネッサを逃がす時間を作るためマットに殺される決意をしぼこぼこに殴られる。
マットは最後まで殺すか悩みヴァネッサに止められ、最後に殺さないことを決意しフィスクに条件を出す。
警察が突入してきてフィスクとヴァネッサを逮捕。
倒れているデアデビルのスーツを着たデックスを警察が見て「そいつは偽物だ。本物はあっちにいる。」と指を指す方向にマットが去って行くシーンは王道ですが、個人的に好きなシーンです。
教会にて、母はどうやってマットとどう接するべきか悩みながら会話してるように感じました。それを感じたマットはあなたは悪くないと語っているようにも感じます。
「神の計画は美しいタペストリーで人間は裏からしか見られない
糸も色もきれいじゃない
表から見られる本来の美しさを何となくしか感じられない
神とは違ってね」
母とマットの会話より
マットが亡くなった神父へスピーチをするシーンがあります。
もう一人の父のように思っているであろうマットがどのように感じているのか考えてしまいました。
「恐怖がいかに自分を縛り大切な人を遠ざけるか
助言は
“恐怖を乗り越えろ”
“許す勇気を持て”
“恐れを知らぬ男になる勇気を持て”
神父の遺産です。皆がその期待に応える番です。」
マットのスピーチより
教会でマッドが人差し指と中指を2本くっつけて、その指をクイクイッと2回曲げる動作がありました。
その意味がわからなかったので調べました。
どうやらダブルクォーテーション「“ ”」のことで、仕草はAir quotesと言うそうです。
つまり強調したい言葉にかけて使うことで大事になことを伝えたり皮肉ったりするのに使えるということです。
…本当に最後のエンドクレジットシーン
死にかけのデックスをオーヤマ博士と呼ばれる医者が背骨を移植?するシーンがあって今後どうなっていくのか楽しみです。
実はブルズアイというスーパーヴィランらしい…
フィスクはヴァネッサと出会い本当に変わりました。そして、出会わなければ彼はどうなっていたのでしょうか。
マットも大切な人と仲違いしたり失ったりしてデアデビルを続けています。
それぞれ二人全く違う道をたどっていますが、それぞれの思う正義とやり方が違っただけで目的は同じだったように僕は思います。
「ヘルズキッチンを住みやすい街にしたい。」
長期的に見るとフィスクのやり方のほうが正しいと感じてしまうのは私は間違えているのかもしれませんね。
ディズニーの方にも課金してる人は是非英語(オリジナル版)も見ていただけると字幕含め理解が深まると思います。
話したいことがたくさんありすぎて随分と時間を掛けて書いてしまいました。まだまだありますがこのへんで。
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